神社仏閣向け防犯・防災システム

文化財を火災や放火から守る・・・防犯カメラ+炎センサー

2000年5月9日未明、京都大原の寂光院が何者かによって放火され、本堂が全焼し、鎌倉時代初期の作とされる重要文化財「木造地蔵菩薩立像」も真っ黒に焼け焦げてしまいました。2019年に発生したフランスのノートルダム寺院の火災被害も多くの人に衝撃を与えました。
特に日本の寺社仏閣は木造住宅であるため、火災感知器が作動した時にはある程度火の手があがってしまっている状態であるため手遅れとなる場合も多いのです。

火災を防ぐためには、漏電などの対策をきちんと行うと同時に、「放火対策」として下記を実施することを心がけましょう。
● 新聞紙や段ボール箱、古雑誌など燃えやすいものを建物の外に置きっぱなしにしない。
● ゴミを早くに放置しない。
● 敷地内に死角がないかを確認し、夜間暗い、人目につかないといった場所には防犯カメラを設置する。
● ゴミ置き場、納札堂等には「防犯カメラ+炎センサー」を設置する。

炎センサーは10m先の7cmの炎を検知し、知らせます。
「火気厳禁」「禁煙場所での喫煙防止」の5か国語メッセージを流すタイプもあります。
防犯カメラと連動させることで早期発見し、被害を未然に防ぎます。

賽銭や大切な仏像や宝物・建物を窃盗やいたずらから守る・・自主機械警備システム+防犯カメラ

神社仏閣は多くの観光客が自由に観光ができる環境です。つまり、窃盗など犯罪を考えている人間にとっては「下見」が簡単にできる環境、つまり「犯罪しやすい環境」にあります。
夜間など敷地の中や重要な建物に人が近づいた時点で侵入を検知し、その場で音と光で威嚇撃退する等対策を取ることをお勧めします。
● 敷地の中への侵入者を「赤外線センサー」が検知します。
● 重要な建物や仏像に近づこうとしたり、賽銭箱を持ち上げようとしたら各種侵入検知センサーが検知します。
● その場でメッセージや音・光などで犯罪者に対して威嚇撃退します。
● 同時にあらかじめ定めた先にメールおよび音声メッセージで自動通報します。

さらに、
● 防犯カメラを侵入検知センサーと連動させることで異常を携帯電話等を利用して動画で確認できます。
● 「警備中」という文字で下見をする犯罪者に精神的抑止を行います。

得られるのは「安心で安全な暮らし」 設置したお寺のご住職様インタビュー

自主機械警備システムと遠隔監視システムi-NEXTを連動させることで、防犯だけにとどまらず、遠隔からの画像確認などを外出先などで行ったり、防犯コントローラのおON/OFFを外出先から行う、照明をつけるなど様々な機能でより安心で便利な暮らしができます。